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AI副業 2026.07.25
ChatGPTで確定申告が変わる!副業収入の記帳・書類作成を自動化するプロンプト活用術
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ChatGPTは確定申告の作業をどこまで手伝えるか
確定申告の準備には、収入の集計、経費の分類、帳簿への記帳、申告書類の記入など、多くの工程が伴います。ChatGPTはこれらの作業の一部を補助するツールとして活用できます。
ただし、ChatGPTは会計ソフトや税務申告システムとは異なります。数字を直接税務署へ送信したり、会計データを自動取り込みしたりする機能はありません。あくまでも「文章の生成」「整理の補助」「考え方の整理」を担うツールです。
この記事では、副業収入がある個人事業主・フリーランスが確定申告の準備でChatGPTをどう活用できるかを、具体的なプロンプト例とともに解説します。
この記事で分かること
- ChatGPTが確定申告の準備で担える役割と限界
- 帳簿の記帳・経費の整理に使えるプロンプト例
- 副業収入の書類下書きに使えるプロンプト例
- ChatGPTの無料プランと有料プランの違い
- 利用時の注意点
確定申告の準備でChatGPTが役立つ3つの場面
1. 収入・経費の整理と帳簿の下書き
月ごとの収入リストや領収書のメモをChatGPTに入力すると、帳簿形式に近い表形式への整理を依頼できます。ExcelやGoogleスプレッドシートへ貼り付けられる形式で出力させることも可能です。
2. 経費科目の分類サポート
「この支出はどの勘定科目に当てはまるか」という判断は、初心者には難しい作業です。ChatGPTに支出の内容を説明すると、一般的な勘定科目の候補を提示してもらえます。ただし最終的な判断は自分で行うか、税理士に確認する必要があります。
3. 申告書の記入内容の確認と下書き補助
確定申告書の各欄に何を記入するかを質問したり、記入内容の意味を確認したりする用途に使えます。書類そのものを生成するわけではなく、記入の考え方を整理するサポートとして機能します。
実際に使えるプロンプト例
副業収入の帳簿整理プロンプト
以下は、月ごとの副業収入をChatGPTに整理させるプロンプトの例です。
プロンプト例①:収入一覧を表形式に整理する
以下のテキストをChatGPTへ入力します。
以下の副業収入の記録を、日付・取引先・内容・金額(税込)・金額(税抜)・消費税額の列を持つ表形式に整理してください。合計行も追加してください。
【収入記録】
・4月10日 Aクライアント Webデザイン制作 110,000円
・4月25日 Bクライアント バナー制作 33,000円
・5月15日 Aクライアント LP修正 55,000円このように、具体的な出力形式と入力データをセットで渡すと、整理された表が返ってきます。ExcelやGoogleスプレッドシートに貼り付けて活用できます。
プロンプト例②:経費の勘定科目を分類する
以下の支出について、個人事業主の確定申告で使う勘定科目の候補を教えてください。複数の選択肢がある場合はそれぞれの根拠も示してください。最終的な判断は税理士に確認する予定です。
【支出リスト】
・デザインソフトの月額サブスクリプション 3,300円
・自宅兼事務所の電気代の一部(仕事用として50%)20,000円
・クライアントとの打ち合わせ時の飲食費 4,500円
・オンライン学習サービスの年間料金 24,000円このプロンプトのポイントは「税理士に確認する予定」と明記していることです。ChatGPTの回答はあくまでも参考情報であり、税務上の最終判断はご自身または専門家が行う必要があります。
プロンプト例③:青色申告・白色申告の違いを整理する
副業収入が年間100万円程度のフリーランスWebデザイナーです。青色申告と白色申告の主な違い、それぞれのメリット・デメリットを比較表にまとめてください。難しい税務用語は使わず、初心者にも分かりやすい表現にしてください。
このように、自分の状況を具体的に伝えることで、より的を絞った回答が得やすくなります。
プロンプト例④:確定申告書の記入欄の意味を確認する
確定申告書B(第一表)の「事業所得」「雑所得」「基礎控除」「社会保険料控除」の各欄に何を記入するのか、フリーランスの副業収入がある場合を例に、それぞれ2〜3文で説明してください。
申告書の記入欄の意味を一つひとつ確認する作業にChatGPTを使うと、国税庁の手引きを読み解く時間を短縮できます。
プロンプト例⑤:帳簿の記帳フォーマットを作成する
個人事業主の副業収入管理用に、Googleスプレッドシートへ貼り付けられるシンプルな収支管理表のサンプルを作成してください。列は「日付・種別(収入/支出)・取引先・内容・勘定科目・金額・備考」としてください。サンプルデータを3行入れてください。
出力されたデータをそのままスプレッドシートへ貼り付けて、テンプレートとして利用できます。
ChatGPTの無料プランと有料プランの違い
確定申告の準備でChatGPTを使う場合、プランによって利用できる機能と制限が異なります。以下は公式サイトで確認できる情報の概要です。詳細な利用上限は公式サイトでご確認ください。
プラン 月額料金 主な特徴 確定申告準備での向き・不向き Free $0 GPT-5.5 Instantへの制限付きアクセス、メッセージ数・ファイルアップロード制限あり、データ分析機能に制限あり 少量のデータ整理や質問ならば利用可能。大量の領収書データや長い会話は制限に当たる場合がある Go $8/月 GPT-5.5 Instantへのより多いアクセス、画像生成拡張、メモリ延長 Freeより多くの作業を継続的にこなしたい場合に向いている Plus $20/月 GPT-5.6へのアクセス、メッセージ・ファイルアップロード拡張、データ分析拡張、メモリ・コンテキスト拡張、カスタムGPTs利用可 大量の収支データ整理や複雑な経費分類を継続的に行う場合に向いている。データ分析機能が拡張されているため表の処理に有利 Pro 公式サイトで確認 より高い利用上限と高度なモデルへのアクセス 確定申告準備の用途のみであればPlusで十分なケースが多い。最新の利用条件は公式サイトで確認してください ※ Business・Enterpriseプランは複数ユーザーや法人利用を想定したプランです。個人の確定申告準備が目的であれば比較対象外となります。最新のプラン情報はChatGPT公式サイトでご確認ください。
無料プランで試してから判断する
まずはFreeプランで確定申告準備の用途に合うかどうかを確認するのが現実的です。メッセージ制限に当たるようであれば、申告シーズンだけGoまたはPlusへアップグレードするという使い方も検討できます。
ChatGPTを使う際の注意点
個人情報・機密情報の取り扱い
ChatGPTへ入力したデータはOpenAIのサーバーに送信されます。マイナンバー、銀行口座番号、取引先の正式社名など、本番の機密情報は入力しないことを強く推奨します。プロンプトを作成する際は、実際の数値を使いたい場合でも、取引先名は「Aクライアント」のような仮名に置き換えるなどの工夫をしてください。
ChatGPTの回答は税務上の正確性を保証しない
ChatGPTが提示する勘定科目の候補や税務の考え方は、一般的な情報をもとにした参考情報です。税法は改正されることがあり、個別の状況によって適用が異なります。経費の可否や申告区分(事業所得か雑所得かなど)の最終判断は、国税庁の公式情報を確認するか、税理士に相談してください。
申告書の作成・提出はe-Taxや会計ソフトで行う
ChatGPTは確定申告書を直接作成・提出する機能を持っていません。整理した収支データをもとに、国税庁の「確定申告書等作成コーナー」またはfreee・マネーフォワードなどの会計ソフトで実際の申告書を作成・提出してください。ChatGPTはあくまでも準備段階の補助ツールです。
プロンプトには「目的と状況」を明記する
「経費を教えて」という曖昧な質問より、「個人事業主のWebデザイナーで、在宅勤務の電気代を経費計上したい場合の考え方を教えて」のように自分の状況を具体的に伝えるほうが、的を絞った回答を得やすくなります。
まとめ
ChatGPTは確定申告の書類を自動で作成・提出するツールではありませんが、帳簿の下書き整理・経費の勘定科目の検討・申告書の記入内容の確認といった準備作業を効率化する補助ツールとして活用できます。
具体的なプロンプトを使うことで、収支データの表形式への整理や経費分類の整理がスムーズになります。ただし、税務上の最終判断は国税庁の公式情報や税理士への確認が必要です。機密情報の入力には十分注意したうえで、確定申告の準備ツールの一つとして取り入れてみてください。
ChatGPTのプラン選択は、まず無料プランで自分の用途に合うかを試してから検討するのが合理的です。最新の料金・機能はChatGPT公式サイトでご確認ください。
