アニメ 2018.04.16

【魔法少女サイト】#2-テンペスト

© 佐藤健太郎(秋田書店)/「魔法少女サイト」製作委員会

前回、危ういところを奴村に救われた彩。
静止した時の中、2人はそばを後にします。
奴村が持つステッキの能力は「時間停止」
奴村自信が、アプリに名前を入力することで、その人も同時に止まった時間の中を行動できるのだ。
そして奴村は昨日の顛末を見届けていた。
彩のステッキの能力は「瞬間移動」
対象物を瞬時に任意の場所へ転移することができる。

© 佐藤健太郎(秋田書店)/「魔法少女サイト」製作委員会

おそらく奴村自身も大変な目にあってきたのだろう。
自分に実害がある人を“生ゴミ”と称し、みんな消してしまえばいい。
そう冷酷に言える奴村は、ある境界線を超えてしまっている。

街まで逃げた2人は、もう大丈夫と時間停止を解除。
2人は彩の自宅へと向かいます。

魔法少女たちの行き着くところ

彩の部屋へとやってきた2人。
そこへ彩の兄がジュースとおやつを持って挨拶へきます。
外面は良い兄。
しかし奴村はそんな兄を
「あんなクソみたいに胡散臭い顔した人、久しぶりに見たわ」
兄の素性を見抜きます。

奴村は魔法少女サイトについて語りだします。
ただそれは経験から導き出したものでしかないが。

魔法を使うたび、体の一部分から血を流す。
そして、手首の裏に“紋章”が浮かび上がる。

© 佐藤健太郎(秋田書店)/「魔法少女サイト」製作委員会

この紋章は魔法少女のライフポイントのようで、魔法を使う度に消耗されていく。
この紋章が尽きた時魔法少女は死ぬ。
そして魔法少女はステッキを手にした瞬間からサイトのルールに縛られる。それがどんな理不尽なことであっても。
なぜ奴村は会ったばかりの彩にそんな事を教えるのか。
それは彩と手を組むため。

ステッキを手にした魔法少女は彩と奴村以外にも複数いる。しかもかなりの人数のようだ。
奴村は以前にも手を組んだ相手がいた。
その子の名は潮井梨ナ

© 佐藤健太郎(秋田書店)/「魔法少女サイト」製作委員会

ネットで知り合い、共にサイトの謎を追い求めていた。
潮井は情報やとして他の魔法少女から情報を引き出す役を担っていたが、ある時から消息が掴めなくなる。
どうやら同じ魔法少女による“魔法少女狩り”が横行していたらしく、魔法のステッキが盗まれていた。
その犯人を「マジカルハンター」と呼称し探しているとのこと。
潮井が消息を経つ前に奴村に送ったマジカルハンターの顔写真を元に。

そんないくつものステッキを所有したマジカルハンターに立ち向かうべく、彩と手を組もうとしているのだ。
時間停止と瞬間移動。
どちらも強力な能力。これでマジカルハンターにも臨めると。

その夜、どこかのビルの屋上で鼻唄を歌うマジカルハンター。
手元には魔法少女のリストが。
次のターゲットはこいつ。指差したのは彩だった。

翌日、下校する彩に声をかける、可愛らしいメガネをかけたボインちゃん

© 佐藤健太郎(秋田書店)/「魔法少女サイト」製作委員会

戸惑う彩。
後方には奴村が彩を守るためこっそりと尾行しています。
ボインちゃんは言います。
早速なんですけど、死んでもらいまーす!
と同時にボールペン型のステッキを発動。
するとボインちゃんと彩を囲うように光るボックスが展開。

© 佐藤健太郎(秋田書店)/「魔法少女サイト」製作委員会

危機を感じた奴村もすかさず時間停止の魔法を発動します。
しかし、彩だけではなくボインちゃんも停止した時間の中で動いています。
そうこの光るボックスはあらゆる魔法をはねのけるシールドだった。
「マジカルハンター。あんたどうやって顔を変えた。」と奴村がいいます。
そうこのボインちゃんこそがマジカルハンター
顔は容姿を変えられるステッキで変えたようだ。
マジカルハンターは彩に攻撃をしかけます。
なんとかギリギリで攻撃をかわす彩ですが、反撃に転じません。
優しい彩はこんな状況でも、ステッキをつかったら前のようにステッキを使ったらこの人が死んでしまうと考えていたのです。
そんな彩に奴村は「あいつをやらなければ自分が死んでしまう」と説得をします、なかなステッキに手を伸ばすことができない彩。
ボックスの外からでは何もできない奴村は説得を続けます。
「大丈夫。ステッキを使ってもそいつは死なない。自分が信じられなくても私を信じて」
その言葉に決心した彩はステッキの銃の引き金を引きます。

© 佐藤健太郎(秋田書店)/「魔法少女サイト」製作委員会

なんとか難を逃れた彩。
マジカルハンターは彩が撃つ時に思った場所、川辺の橋の下へと飛ばされていた。
殺したくないと思った彩の気持ちがそこへ転移させたのだ。
つまり、転移先は彩自身でコントロールできるのだ。
時間は止まったままなので、ボックスから転移したマジカルハンターは停止している。
2人はマジカルハンターを拘束、尋問をします。
奴村は言います。
「あんたの負けよ。マジカルハンター。いや、潮井梨ナ
なんとマジカルハンターの正体は奴村の以前のパートナーの潮井だったのだ。

© 佐藤健太郎(秋田書店)/「魔法少女サイト」製作委員会

マジカルハンターという呼称は奴村と潮井しかしらない呼び名だったので、奴村はマジカルハンターが潮井だと気づいたのだった。
なぜ潮井は魔法少女狩りをしていたのか。
それは生き残りたいから
潮井は以前、サイトの管理人に会い、魔法少女サイトに隠されたあるリンクを教えてもらった。
そこには“テンペスト”という文字と残りの時間が表示されていました。

© 佐藤健太郎(秋田書店)/「魔法少女サイト」製作委員会

つまり潮井はテンペストで生き残るため、より強力なステッキを集めていたのだ。
テンペストは8月11日19時23分に起きる。
この世界に終焉をもたらし、新世界への扉が開く。それがテンペスト。
それでは答えになっていないと迫る奴村ですが、潮井は突如吐血し、意識が朦朧とします。

一体テンペストとはなんでしょうか。何が起きるのでしょうか。

では第3話で!

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