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アニメ 2018.02.28
【絶対おすすめ】超傑作アニメ5選(レジェンド編)
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アニメを見るのにも結構な時間を取られてしまうものですよね。特に忙しい社会人ならなおさら。
でもアニメが観たい!そんな方の為に観てもきっと後悔しないアニメを個人的に5つ選定してみまし。
今回はレジェンド編と題してしるので、かなり有名なものばかりです。
どちらかというとアニメをまだあまり観たことがない方向けとなっております。
そのアニメ観たよって方も私個人の感想などちょっとでも覗いてもらえると嬉しいです。【注】レビューには若干のネタバレが含まれている部分があります。
交響詩篇エウレカセブン
© 2005 BONES/Project EUREKA・MBS
まず一言で言うなら感動の嵐!
心に響く名言の数々。スケールの壮大さ。どこを取っても最高の作品だ。
ロボットは出てくるが、これはロボットアニメじゃない。人間とコーラリアンの壮大なラブストーリーなのだ。
第1話で出てきたエウレカ。ヒロインの女の子がこんなにもか可愛くないなんて、このアニメ大丈夫か?と疑問符抱いたのを覚えている。
でもそれは策略の内だったのだ。エウレカが人間としての感情が確立されていくとともに表情も変わり、あるところから急にめっちゃかわいくなる。なんて策略だ。全部見終わってからそれに気付かされた。
さまざま人間の信条を表現しつつ一つの物語へ繋げていく。後半の少しぶっ飛んだ設定も私は違和感なく、いやむしろ感動さえした。
個人的神回は第26話「モーニング・グローリー」。
自分もレントンとエウレカの様な本気で本当の恋がしたいな。自然とそう思わせてくれる作品。というか私はマジでそう思った。
レントン、その若さで、あの覚悟、行動力、感服いたします。全50話と少々長いのです。
また新シリーズとして「交響詩篇エウレカセブン ハイエボリューション」が劇場3部作でスタート。こっちも是非チェックしたい!
新世紀ヱヴァンゲリオン
©カラー/Project Eva. ©カラー/EVA製作委員会
言わずと知れた庵野監督の名作。
このアニメの包容力の膨大さ、脳と心をガッチリ掴んで離さない感覚、一語一語の重さ。名作とかそんな単語じゃ収まりきれませんね。
とにかくシーンごとに色々考えさせられます。その分少し重いかも。
多くは語りません。TVシリーズ、そして旧劇のAir/まごころを、君にを是非。シン・エヴァンゲリオン劇場版として新たなエヴァも有名ですね。もちろんシン・エヴァも最高に面白い!
ただ個人的には旧エヴァがあってのシン・エヴァ。旧エヴァは観たことがないって方は是非観ていただきたいです。ちょっとむずかしい表現などや、これはどういうこと?と良い意味でも悪い意味でも説明不足的なとこが多いので、向かない人はあまり面白くないかも…。私はそれをあれこれ考察するのが好きだったのでどっぷりハマった。考察サイトも色々とあります。
とらドラ!
©竹宮ゆゆこ/アスキー・メディアワークス/「とらドラ!」製作委員会
超名作のラブコメ作品。原作は竹宮ゆゆこ先生のラノベ。
特にSF要素があるわけでもない学園物のラブコメアニメで、これだけ面白いと思えるアニメに初めて出会った作品。
メインキャラクターの高須、北村、逢坂、櫛枝、川嶋の個々のキャラ設定も各々しっかりしていて、キャラ立ちがよくすばらしい。
全25話と2クールアニメなのに最初から最後まで中だるみも一切なし!
25話がこれほど短く少なく感じたこともなかった。
序盤はギャグを交えたコメディーだが、物語が進むにつれ、それぞれのキャラクターが成長し、変化していく様子が見て取れる。さらに各々が抱える不安や葛藤などが露わになっていき、爆発する後半の内容の濃さといったらハンパじゃない。
主人公とヒロインだけでなく、その他のキャラへ感情移入できるのも魅力の一つかもしれない。
個人的には、みのりんとあーみんにはすっごい感情移入してしまった。あの自分への苛立ちや他人を思うあまりうまく行動できないさまなど…表現の仕方がうますぎる。能登も結構好きなのだけれど、それは私があのアニメに参加するとしたら、能登の立ち位置だからかな…。
見終わった後は心がとても満たされることだろう。この作品に出会えたことを感謝したい、そう素直に思ってしまう作品だ。ラブコメはあまり…って方でも満足できる作品だと思います!
ちなみにこのブログのタイトル画像に使っている女の子がとらドラ!に登場する。櫛枝 実乃梨です。(イラストは私が以前描いたもの)
涼宮ハルヒの憂鬱
(C)2006 谷川 流・いとうのいぢ/SOS団 (C)2007,2008,2009 谷川 流・いとうのいぢ/SOS団
©2009Nagaru Tanigawa・Noizi Ito/SOS団あまりアニメを観ないって方でもタイトルくらいは聞いたことがあるのではないでしょうか?アニメ好きの中で知らない人はいないほどの超有名作。
私がアニメを観るようになったキッカケがこの涼宮ハルヒの憂鬱。最初に観た時アニメ慣れしていない当時の私は、アニメ作品のクオリティの高さに衝撃を受け、食い入る様に観ました。また、この作品を通して初めて『萌』という概念を認識することができた作品です。
ハルヒの絶妙なツンデレ、長門の萌え丸出しのクーデレ、朝比奈さんのニヤけを止めることのできない萌えキャラ。自分の知らない新しすぎる世界が所狭しと広がっていた。
この自分の想像の上をいくキャラ設定(作画)と練り込まれたストーリー構成でSOS団の世界へどっぷり。一番の衝撃はエンドレスエイト。あれを実際に放送したのだからすごい…。私はDVDで一気観だったので、4回で終わりということも知っていた。なのでこの作りすごいな〜といった感じだったが、実際に毎週テレビで見た人達はどうだったのだろう。まさに、キョン達と同じあの無限ループの間隔を味わったに違いない。なんとも羨ましい。(エンドレスエイトについてはネットなどでも物議を醸しています。批判的な意見も多いようで、好き嫌いが別れるようです。)
何年経っても色褪せない。TVシリーズを観た方は、劇場アニメ「涼宮ハルヒの消失」も合わせてどうぞ。
トップをねらえ!
©BANDAI VISUAL・FlyingDog・GAINAX ©2003 GAINAX/TOP2委員会
こちらもエヴァと同様、庵野監督作品。(庵野監督初監督作品)。
前半はぶっちゃけ好き嫌いが別れると思います。正直私は面白さがわからなかった。ロボットのスポ根てって思った。
ただ、前半ただの布石なのだ。すごいのは後半。あの庵野監督にしか出せない独特な世界観、表現方法(特に後半のほぼ白黒だけの表現など)に心を打たれまくった。
多くは語らずに、視聴者に想像させる作り。もちろん狙いなのだろうけどその狙い通りに、観終わった後、エンディング後の想像が尽きなかった。※ ↓以下少々ネタバレを含みます↓
最後ノリコとカズミが地球に帰還したとき、地球全体であの『オカエリ』の文字。きっと館長らが地球を救った英雄として代々へ語りつがせたのだろう。
その時生きていた人達はわかる。けどその後の人達(後々生まれてくる人々)は存在するかもわからない人を英雄と信じ、何十年、何百年、何千年と語りついできたのだ。
きっともう神のような存在になっていたに違いない。その存在不明確な神が現実に降りてきたのだ。いったいどんな気持ちなのだろう。自分に置き換えて考えてみても想像がつきない。観終わった後に1人で想像している時がすごく楽しい。こういった想像を掻き立てるアニメ作品って、本当に心に残ります。
「トップとねらえ2」が“1”の続き的な設定であり、最後はマジで背筋がゾクゾクッてなった。