アニメ 2018.03.21

【宇宙よりも遠い場所】#12-報瀬と母への想い

©YORIMOI PARTNERS

「宇宙よりも遠い場所」第12話はとても内容の濃い話でした。最後には涙自然と溢れる、そんな素晴らしい回です。

報瀬たち4人はついに内陸への遠征に出発することになります。
そこは報瀬の母、貴子が亡くなった場所。
報瀬はそこへ行くべきか迷います。
出発前の決起集会で藤堂は報瀬に言います。
「結局人なんて思い込みでしか行動できない。けど思い込みだけが現実の理不尽を突破し、不可能を可能にし、自分を前に進める。」

すばらしい言葉ですよね。確固たる自分の思いがないと行動できないし、結果は何も付いてこないってことですかね。
白瀬がこの言葉を聞いてすぐに「人に委ねるなってことですか?」って聞いて、理解力すごっ!って思ったw

©YORIMOI PARTNERS

それを聞き、今の自分と話し合い、報瀬は母が亡くなった場所へいくことを決心します。
日本から1万4000km。空よりも遠い、彼方にも思えたその場所へ。


報瀬、母の眠る場所へ。その時に何を想う。

©YORIMOI PARTNERS

南極で仕事をこなしながら、遠征チームは貴子の場所へと少しずつ向かって行きます。
当時南極で母も見た「サンピラー(太陽柱)」を報瀬も見て、想いが込み上げていくのが伝わります。
夜、貴子が亡くなった原因のブリザードが押し寄せます。
眠れない報瀬にキマリが声を掛けます。
「連れてきてくれて、ありがとう。報瀬ちゃんのお陰で私、青春できた」
それを聞いた報瀬はちょっと心が和らぎます。最高の友達ができたと。

遠征チームは貴子が亡くなった場所へたどり着きます。そこで藤堂よりこの場所に“小淵沢天文台”を作ることを聞きます。
それを聞いた、キマリと日向と結月は走って基地の中へ向かいます。報瀬の母、貴子の私物が何か残っていないかと。
報瀬は残っていないよ、大丈夫と諦めますが、貴子が使っていたノートパソコンを見つけます。パソコンには報瀬と貴子の2ショット写真が貼られていました。

©YORIMOI PARTNERS

その夜、報瀬は1人パソコンを立ち上げます。すると当時報瀬が母あてに送ったメールを一斉に受信しだします。
メールの受信件数が100件、500件、1000件と増えていくに連れ、報瀬の母を想う気持ちが込み上げ溢れれだします。
パソコンを見つめ、泣きながら「お母さん、お母さんと」叫ぶ報瀬。
部屋のドアの外でそれを聞き一緒に涙する3人。そしてそのままエンディングへ。

この最後のシーンがとにかく泣けました。
もう見てるこっちに報瀬の想いがバンバン伝わってきて、この時に流れている「またね」という曲がマッチして泣かずにはいられませんでした。
白瀬が南極に来たかった想いが漸く報われたのかなと思いました。
神回!!

UREi BOOKS

日々の憂いを少しでも晴らせるよう、楽しいことや何かお役に立てる情報をブログとしてまとめています。何かのお力になることができれば幸いです^ ^
2年ほど前からVTuberにハマってます。ホロライブファンです。